歌舞伎と狂言は何が違うの?幕で違いがわかる。

トミタロー
大蔵流狂言師の善竹富太郎こと、トミタローです。

 

※スマホだと顔が隠れてますが、パソコンから見るとちゃんと僕の顔でます。(恥ずかしがり屋です。)

以前、歌舞伎を拝見し最高の感動・衝撃を受けた思い出があります。

そうは言ってもトミタローは、自分の狂言が最・最・最高!っと思っているので、世界にインパクトを与える「男」であり続ける所存です。

そんな歌舞伎と能楽の大きな違いですが、能と狂言の違いを狂言師が教えますというテーマで能との違いをお話したことがありますが、今回は歌舞伎との世界一わかりやすい違いを教えちゃいましょう。

歌舞伎と狂言の違い

 

そのわかりやすい違いとは?

それは「」です。

幕というのは、能楽師が出入りする際の垂れ幕のことです。
こんなのですね。

トミタローもニョキッと出てきます。

歌舞伎との違いはまず、デザインがそもそも違います。

そして、幕のあげ方・閉じ方が全く異なるのですね。

【歌舞伎の場合】
横にスライドして幕を閉じる

【能楽の場合】
揚幕という言葉があるように上下に上げ下ろし

また、

幕の中:あの世
舞台:この世

このように、「あの世」と「この世」を繋ぐ重要な役割を果たしていることはご存知でしたか?

奥が深いですね。
トミタローも最近知りました(冗談です)

 

そんな幕ですが、お客様よりご質問が多いものがあります。
それは、「能楽の幕はなぜ五色なの?」というご質問。

歌舞伎の幕の色は、幕の内弁当のパッケージにもよく使われます。
そのため、色をご存知の方も多いことでしょう。

 

では、能楽の五色の幕はどんな色構成でしょうか?

・・・

・・・

答えは、「白・紫・緑・黄・赤」の五色です。

この色には陰陽五行説が密接に関わっており、この色で万物を表していると言われています。とにかく、森羅万象を幕に表現することで、過去⇒現在⇒未来、そして宇宙までも表現したのが能楽なのかもしれませんね。

ぜひ、次に狂言をご覧いただく際は、幕を気にしてみてください。
それでは、宇宙の表現もそろりそろりと。

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