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<9>昆布売(こぶうり)
大名が自分の太刀を自分で持ちながら都へ上っているとそこに昆布売りが通りかかります。大名は昆布売りを太刀で脅して無理矢理太刀を持たせて共の者にします。
大名が昆布売りを召使いのように扱っていると昆布売りは太刀を抜いて立場が逆転します。あげくの果てに大名に平家節、小唄節、踊り節などで昆布を売らせて昆布売りは逃げていってしまいます。 |
| (2007.06.01) |
<10>魚説経(うおぜっきょう)
漁師がふと魚を殺生することを悔い改めて出家したところ、都で出家を募集していたのでお世話になることにしました。すると雇い主の家に着いて早々説法をしてほしいと言われたのでさあ大変。御経など読んだことのない元漁師の出家は魚の名前を言い連ねてごまかそうとしますが…
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| (2007.06.08) |
<11>悪太郎(あくたろう)
大酒呑みで酒乱の悪太郎は酒をねだろうと伯父の元へ行きます。
伯父さんは悪太郎にいいかげんに改心しなさいと言いますが、悪太郎は明日からきっぱりと酒を断つので今日だけ飲ませてほしいとお願いします。仕方なしに飲ませてやると、まだ泥酔。
伯父さんは帰り道で酔って寝ている悪太郎を見つけて、仏の声のように改心するように告げて名前を阿弥・陀仏と名付け、立ち去ります。
目を覚ました悪太郎は自分の異変に気付きます。そこに出家が「南無阿弥陀仏」と現れます。悪太郎は自分の名前を呼ばれているのでとりあえず返事をしますが… |
| (2007.06.15) |
<12>悪坊(あくぼう)
西近江から東近江へ参る旅の出家が、酔った柄の悪い男に呼び止められ、一緒に行くことになります。
その男は自分の定宿に出家を連れ込み、出家に腰を揉ませている間に眠ってしまいます。その隙に出家は宿屋の亭主に男の正体を聞くと、男は悪名高い悪坊だと言うではありませんか。出家は一足も早くそこから逃げようとしますが、そのついで自分の持ち物と悪坊の持ち物をすり替えて逃げてゆきます。
目が覚めた悪坊は自分の異変に気付きますが、このように出家の姿になったのは釈迦か達磨が先程の出家に姿を変えて現れ、自分に改心しろと言っておるのだと思い込み、目出度く仏道の修行の旅に出て行きます。 |
| (2007.06.22) |
<13>朝比奈(あさひな)
地獄に落ちる人間が少なくなってきたので閻魔大王が自ら六道が辻で待ち伏せして罪人を地獄に責め落とそうとしていると、そこに一人の男がやってきます。ここぞとばかりに閻魔大王は責めますが、男は動じません。不審に思ったので名前を尋ねるとなんと朝比奈三郎義秀ではありませんか。責めるのを止めた大王は朝比奈に和田合戦の様子を語らせますが語の間に大王は朝比奈に手玉に取られてしまします。そして朝比奈と大王は…。 |
| (2007.06.29) |
参考文献/金子 直樹 , 吉越 研「狂言鑑賞二百一番」淡交社
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