善竹富太郎とは?

大蔵流狂言師 善竹富太郎

1979年8月10日生まれ
学習院大学卒
祖父故善竹圭五郎、父・善竹十郎に師事。

3才より稽古を始め、5才の時に狂言「靭猿」(うつぼざる)の小猿役で初舞台を執り行う。狂言師の家の者達は公演第一主義で学校を休んで狂言の公演に出演しているというイメージがあります。しかし、東京善竹家としては祖父の故善竹圭五郎、父の善竹十郎の教育方針が学業優先でしたのでお陰様で伸び伸びと学校生活を送る事が出来て、狂言の世界にも抵抗なく入って行くことが出来ました。

現在、当たり前ではありますが狂言師として狂言を演じております。

能楽堂で演じることが多いのですが、学校狂言と称して全国の小・中・高校で狂言をお見せしたりもします。その他、幼稚園やそれぞれの地域の人達に狂言ワークショップと称して狂言レクチャーをしたりカルチャースクールの狂言講師、また学習院大学や早稲田大学など各大学で狂言を指導し、昭和音楽大学では講師としてミュージカル学科の生徒達に狂言を教えているのです。

それには、次のような私の信念から来る理由があります。

『狂言は心・生活のサプリメント』

現在、日本人は狂言という"日本人"が生んだ・”日本人”に合った、”日本人のため”の伝統芸能、伝統文化を知らずに生きています。

もちろん、知らずしても生活に何ら支障はなく生きてゆくことはできることでしょう。ところがこの文化、伝統というものは今現在生きている人々がそれを知り、理解し、感じる心を持たなくては滅び消えていってしまうのです。そこで私はひとりでも多くの日本人の方々にまずお笑いである狂言を知っていただき、その中に多く含まれている日本の作法、様式、表現、発声などを通して、心も顔も笑顔でハッピーになりながら日本人の心を再認識していただく「1億2千万人総狂言化計画」に力を注いでおります。

そう、狂言は「心・生活のサプリメント」なのです。
ぜひ、あなたを笑顔にする狂言を私と一緒に楽しみましょう。

「大蔵流 善竹弥五郎家 家系図」

曾祖父の彌五郎は狂言界で初めて人間国宝になりました。私にもその血が流れているのだという責任感を感じます。

彌五郎の息子は5人いまして、五男が私の祖父の圭五郎です。次男が先代の宗家、彌右衛門です。大勢の先人が守ってきた伝統を、恥ずかしくないように継承して、さらに新しい風を吹かすのが私の使命だと思い日々狂言を演じております。

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